こんにちは。
ピアノ技術者の村田 卓之(ムラタ タカユキ)です。
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はじめて楽器に触れて音を発した時のことを覚えていますか？

私がはじめて楽器に触れて音を発したのは、中学校の吹奏楽部を見学した時でした。楽器の持ちかたもわからず息を吹込み、やっと音が出ただけなのにそれだけでワクワク興奮したことを覚えています。それをきっかけに自分の目指す音に夢中になって、理想の音を追い続けた学生時代でした。音楽の知識や歴史などは何も知らず、ただ目の前の楽譜に書いてあるメロディーやハーモニーを感じるだけで満足していました。

そんなある日、友人の部屋で聴いた一枚のCDとの出逢いがありました。キース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」のライブ版でした。このアルバムを聴いて「どのように調律・整調したらこのような音が出るのだろうか」と感銘を受け、そのときから私は演奏者としてではなく、ピアノ技術者として理想の音を追及することに興味を持ちました。

はじめて楽器に触れて音を発したその日から、私たちは心に残るそれぞれの音をもっています。
その想いや音を大切に再現してあなたや、お子さん、お孫さんに伝えていきたい。日々の生活の中で気軽にピアノに向き合い、楽譜を広げて音をたのしむ、そんな豊かな時間をひとりでも多くの方々に手に入れていただきたい。それが私の使命であり、そのために欠かせないのが私のピアノ技術であると思っています。

いつまでも良い音で、気持ち良くピアノを弾いていただけるよう、村田ピアノ調律サポートセンターがみなさまを全力でサポートいたします。どうぞおまかせください。